ビジネスでプロフェッショナルを目指す
経歴 |
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2014.04 | 新卒入社 2014.04 | 併売店配属 2014.06 | 店長就任 2017.03 | 新事業部立ち上げ 2017.09 | 事業部長就任 2021.03 | 統括部長就任 2022.03 | 副本部長就任 2023.03 | 統括本部長就任 |
現在の仕事内容
全キャリアの総合窓口として仕入れや条件交渉に関する商談を行い、それに伴った現場方針の策定や、営業部全体への発信などを行っています。
市場調査や値決めといったバイヤーとしての仕事がメインで、自らの手でチームを引っ張っていくというよりは、現場が最大限の力を発揮できるよう裏で準備を進めたり、進捗に合わせて戦略を立てたり、営業部の“軍師”のような役割を担っています。
一日のスケジュール
● 10:00 : 朝礼・清掃
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● 10:15 : 実績集計・在庫仕入れ
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● 11:00 : 取引先対応
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● 13:00 : 商談
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● 14:00 : 休憩
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● 15:00 : 商談
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● 16:00 : 競合調査・売価設定
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● 17:00 : ミーティング
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● 18:00 : 報告対応・方針配信
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● 19:00 : 退勤
入社理由
元々はサッカー選手になるのが夢で、大学生の時にイタリアでトライアウトを受けましたが、結果は上手くいかず、別の道を探すことになりました。
その時に、「プロのサッカー選手になれないのであれば、プロのビジネスマンを目指そう」と考え、働く人のプロフェッショナル=お金を生み出す仕組みをつくる経営者・事業家だと定義し、その道を志すことにしました。
そこから、起業という目標に近づくために、「東京で働けて、社長との距離が近く、経営に近いことが実務としてできる会社」に絞って就職活動をして、D-POPSに出会いました。
就職活動をはじめた頃は大手企業も受けており、大手飲料メーカーや大手消費財メーカーからも内定をいただいていたのですが、自分の夢を叶えるためにすべて辞退し、D-POPSで修行を積むことを決意し入社しました。
店長として苦労したこと
利害が一致しない相手と協力体制を築くことに苦労しました。
基本的に店舗内でD-POPSの社員は店長である自分だけで、そのほかのスタッフは通信キャリア側で雇用されて派遣されてきたスタッフなので、店舗の目標を達成しようがしまいがそのメンバーの給与は変わりません。
そのため、知識も営業力もなく経歴だけ長いスタッフや、バックヤードでずっとスマホゲームをしているような意識の低いスタッフもいました。
そんななかで私が取り組んだのは、毎日朝礼をすること、月半ばと月末に店舗会を実施することです。
月半ばの店舗会では進捗報告、活躍メンバーの称賛、後半戦の戦い方を共有し、月末の店舗会では結果報告、MVPメンバーの発表、来月の戦い方を共有するというのを毎月店舗メンバー全員で行いました。
そして、店舗会のあとはみんなでご飯を食べながら、自分の発表についての考えをみんなで議論し、そこであがった意見をもとに戦略プランをブラッシュアップしていくようにした結果、メンバー一人ひとりの仕事に対する意識や姿勢も変わり、自然と実績も出るようになっていきました。
その後は事業部長や統括部長などさまざまな組織のリーダーを経験しましたが、チーム作りの基礎は店長時代に鍛えられたと実感しています。
現場経験が今に活きていること
多々ありますが、エンドユーザーと直接関われたことは特に大きいです。
今の仕事は対取引先との交渉がメインですが、その際に現場でお金がどう動いているのか、エンドユーザーの声やニーズがわかっていないとこの仕事は務まりません。
特に通信業界は細かいルールや規制が多く、その情報もどんどん更新されていくためとても複雑で、独特な文化もかなり多いので、現場を知らずに本部として機能することはほぼ不可能だと思います。
併売店、楽天モバイルショップ、auショップ/UQスポットと幅広く経験し、通信業界の大方について知れたので、戦略や方針を立てる上で現場時代の経験は非常に役立っています。
D-POPSはどんな環境か
D-POPSは業界平均よりも圧倒的に早く店長職に就くことができます。
同じ通信業界でも、他社のキャリアショップだと30歳を超えないと店長になれなかったり、量販店で店長となると本部長や執行役員クラスになることもあるので、年齢も50を超えることが少なくありません。
若いうちから店長になれることは魅力ではありますが、それはその分早くから大変な経験をするということを意味します。
成長と負荷は常にセットなので、それを理解した上で成長を望んでいる人は活躍できる環境だと思います。
仕事のモチベーション
できないことをできるようにしていくことが自分の夢と会社への貢献につながると思い仕事をしてきましたが、今はそれに加え、役割を果たなければならないという使命感が頑張る理由になっています。
それなりの役職をいただいている自分がミスをする=会社がミスをするということであり、それでは頑張っているメンバーが報われないので、できるだけ多くのメンバーが成功体験を積めるように、自分がもっと頑張らなきゃいけないと思っています。
今後のビジョン
仕事は死ぬまでやりたいと思っています。
ただ、サラリーマンの価値は年齢とともに落ちていくので、経営幹部として事業を動かす最強のサラリーマンになるか、自分で事業を起こして経営者や事業家になりたいと考えています。
プライベートでは趣味が登山なので、日本百名山を制覇したいです。
メッセージ
新卒採用としての就職活動は人生で一度しかありません。
就職活動に費やす時間よりも、社会人として仕事をする時間のほうが圧倒的に長いので、しっかりと考えた上で悔いなく行動してほしいと思います。
その際に大切なのは、“意思決定を他者に委ねないこと”です。
「誰かに言われたから」「周りがこの会社(業界)のほうがいいと言っているから」という理由で決めるのではなく、自分の将来を考え抜いて、どんな環境で何をするべきかを自分自身で決めてほしいです。
重視するものが事業やプロダクトそのものか、はたまた成長できる環境なのは人それぞれですが、最終的に「これは本当に自分の意志での選択か?」を突き詰めて決断できれば、きっと後悔のない就職活動になると思います。