会社をフル活用するということ

会社をフル活用するということ
経歴
 2014.04 | 新卒入社
 2014.04 | 併売店配属
 2014.07 | 店長就任
 2017.04 | 事業部長就任
 2019.04 | 営業推進部兼任
 2022.04 | ソリューション部立ち上げ
 2023.07 | 統括部長就任

現在の仕事内容

現在はソリューション部の事業部長と現場全体の統括部長を兼任しています。

ソリューション部では、現場で取り扱う副商材の検討・新規導入や他販路への営業活動を行い、現場の統括部長としては、各事業部のサブマネージャーをまとめ、現場全体の動き方の統一化や仕組み化を行っています。

現場だけで解決できない課題に対して、本部の各部署と連携して根本的な課題解決を行うことが自分の仕事だと認識しています。


一日のスケジュール

● 10:00 : 朝礼・清掃・実績集計

● 11:00 : ミーティング

● 12:00 : 休憩

● 13:00 : 取引先との打ち合わせ

● 14:00 : ミーティング

● 15:00 : 取引先との打ち合わせ

● 16:00 : 取り組み内容の整理・共有

● 17:00 : 店舗巡回

● 19:00 : 退勤

入社理由

就職活動をはじめたときは特にやりたいこともなかったので、なんとなくかっこいいなと思っていた商社をメインに受け、いくつかの大手総合商社から内定をいただきました。

そのうちの一つに父が勤めていたこともあり、その企業に入社を決め、内定式にも出席したのですが、内定者同士が入社後について熱く話し合っている姿を見たときに、「自分は何がしたくてこの会社を受けたんだろう」と疑問に思い、自分はただ内定をゲットするゲームのような感覚で就職活動をしていたんだということに気がつきました。

結局、その企業の内定を辞退したのですが、たまたま家族で集まって話をしていたときに、自分の高校時代に母がガンを患って手術をしていたことを知り、人の死を間近に感じたのと同時に、何がなんでも社会人にならないといけないという危機感を覚えました。

その時点で大学4年生の11月末頃だったのですが、すぐに就活エージェントに連絡をして「年内に内定をもらえる企業を探してほしい」と伝えて就職活動を再開したところ、一番早く内定をもらえたのがD-POPSだったので、入社を決めました。

入社して感じたこと

入社前は両親に社会人として頑張っている姿を見せるために、とりあえず実績だけ出して社会人経験を積めたらそれでいいと思っていました。

働きはじめてから気づいたことは、一緒に働く人がみんな情に厚く、D-POPSはとても人に恵まれた環境だということでした。

「困ってます」と言えばいくらでも時間をとってくれて、本気で人のことを考えて、真正面から向き合ってくれる人が周りにたくさんいたので、気づけば自分も周りのメンバーのために仕事を頑張ることがモチベーションになっていました。

壁にぶつかった経験

併売事業部の現場統括、全キャリアとの交渉窓口、ソリューション部の前身となる部署の三役すべてを一人で担当しなければならなくなったときが一番の壁でした。

大きな課題はたくさんの人を巻き込まないと解決できないと頭ではわかっていながらも、それまではなんとかなっていたので、正直逃げてしまっていました。

ただ、壁にぶつかったときにはもう逃げられない状況に置かれていたため、ようやく重い腰をあげて行動してみると、自分で想像していた以上に大きな課題も解決することができ、気づけばたくさんの人を巻き込んで仕事をすることが当たり前になっていました。

裁量権を大きく持たせてもらえると、その分大きな負荷もかかりますが、自分自身を逃げられない状況に置くことで圧倒的な成長にもつながるのだと身をもって実感しました。

仕事のやりがい

自分が課題と認識できるもの、かつ自ら解決のために行動できることのスケールが大きくなっていっていることです。

目の前の課題がより大きく、より難しくなるということは、その分自分が成長している証だと思っています。

自分が将来やりたいことが見つかったときに、すべての力を手に入れている状態でいたいので、課題を課題と認識して動けることにやりがいを感じます。

現場経験が今に活きていること

現在は対メンバー、対企業とのやりとりがほとんどですが、誰に対しても“感情移入すること”は今でもとても活きています。

現場時代、お客様に対して“いかに契約してもらうか”ではなく、“いかにいい人と思ってもらえるか”を考えて接客し、店長になった際もメンバーに対して“どうやったら言うことを聞いてくれるか”ではなく、“どうやったらついていきたいと思ってもらえるか”を考えてマネジメントをしていたのですが、特に数字を意識しなくても自然と結果が出ていました。

相手がお客様から企業に変わっても相対するのは“人”であることに変わりないので、「すばらしい会社(担当者)だったから支援したい」と思っていただけるような信頼関係を築くことを何よりも大切にしています。

嘘をつかない、提出期限を守る、依頼されたことは迅速に対応するといった人として当たり前のことを愚直にやること、自社(自分)の利益よりもまずは取引先が求めている結果を出せるよう尽力することを徹底すれば、良好な関係が築かれ、巡り巡って必ず自分にも返ってくるので、常に相手目線に立って考える感情移入の力は、今後どこでどんな仕事をする上でも活きると確信しています。

今後のビジョン

D-POPSでの最終ゴールはPMI(Post Merger Integration)ができるようになることだと考えています。

普段から現場には「仕事において一番大事なのは“やり方”と“考え方”だ」ということを伝えているのですが、それがまったく別業界の企業でも通用するのかどうかを試したいです。

D-POPSグループには多種多様なビジネスを行う会社が集まっているので、新たに仲間入りした企業に対してPMIを行い、結果を出せるようになれば、またその先に新たな目標が見えてくると思っています。

メッセージ

1,000億円を目指す企業は世の中にたくさんありますが、D-POPSグループのように、いろんな業界や業種が集まってグループ経営を行っているベンチャー企業はなかなかありません。

学ぼうと思えばいくらでも学べる環境で、すべての力を得られるステージであることが、私がD-POPSで働き続けている理由なので、仕事を通して自己実現をしたいと考える方には最適な環境だと思います。